櫻坂46 2nd TOUR "As you know?"〜I wanna get to know you better~

 

予想外。いろんな意味で予想外。

 

まずはこんなに見に行くことになるとは思っていなかったこと。

 

このうち追加で見に行ったのが4つもある。4つも。4つもだよ?
ちなみに去年のツアーは追加で見に行ったのは無かったし、今年もそのつもりだった。最初に当たった分だけ見られたらいいかなんて思ってた。まあ十分な数当たってたし。

 

でも初日のね、大阪公演。これを見終わった後に”このツアーはできる限り見届けたほうが良いな”と思わされた。埋め込んだツイートと同じことを言っているけどこれはもう本当にすごかったんだから。

公演後に感じたすごい満たされたような感情と、そしてそれと同じぐらいこの公演がこれからどんな風に進化して行くのかを見届けたいという感情の50/50。これまでこのグループのライブはたっくさん見てきたけど、今回のツアーはそういう思いを抱かせてくれた特別なツアーでした。

 

このツアーのパフォーマンスの素晴らしさの全てを伝えられない自分の表現力の無さが惜しいけど、とにかく初日の大阪公演から千秋楽の東京ドーム公演2日目まで常に前回以上のパフォーマンスを見せてくれたのが楽しかったし、嬉しかった。

いつか今回のツアーの円盤が出るのであれば多くの人にまた見てほしい。演者の本気、演出チームの本気、チーム櫻坂の本気がそこにあるから。

嬉しかったといえば、ドーム公演でも本編のセットリストを一切変えずにぶつけてくれたこと。これですよ。このセットリストも今日で見納めかなんて思いながら福岡2日目を目に焼き付けていたので、まさか東京ドームでも見られたという良い意味での予想外でした。

なんでセトリ変えずに来て欲しかったかって言えば、これが櫻坂なんだってドームの大観衆の前で見せつけてほしかったんですよ、私は。

ドームはいろんな人が見に来てたと思うんですよ。櫻坂を好きな人だけでなく、いろんな思惑を持ったたくさんの人たちがいたはず。(それをどうこう言いたい訳ではないので悪しからず。)

そういう人たちを持って一気に世界観に引き摺り込める、そういうパフォーマンスの力を彼女たちは持っているからこそドームでも同じセトリで勝負してほしかったし、勝負してくれた。お見事でしたよ。素晴らしいパフォーマンスだったと思う。

 

ちょっと脱線するけど、今回のドーム公演は菅井さんなら2日目を卒業コンサートとして行うこともできたと思うんですよ。ツアーのセットリストをそのまま持ってきてほしかったというのとは矛盾するけど、そうしてもらったとしても全然良かったとさえ思っている。

でもそれをせずに、そして卒業"セレモニー"という形式にしたのは今の櫻坂を多くの人に見て欲しかったという菅井さんの最後の願いだったように思う。

最後の最後までグループのために、を貫いたのかな。まあオタクの都合の良い解釈に過ぎないけど、あの人ならそうしたとしても全然あり得るので。ずっと同い年の誇りでしたよ。本当にありがとうございました。こちらこそ楽しかったよ。

 

さて、「As you know?」この言葉の解釈は色々あるとは思うんです。
オタクに対して「知ってるでしょ?」なのか、一見さんに対して「ご存知でしたか?」なのか。はたまた「知ってますか?」という世間への問いかけなのか。どうなんでしょうね。
間違いなく言えるのは、自信とプライドに満ちたスーパーなパフォーマンスの数々と一公演に対してかける熱量の大きさ。分かるよ、そりゃペンライトの色になんて気を取られずこっちを見てほしいよね。

このグループがどういうグループなのか思い出してねとかそういう思いもあったりしたのかな〜って数年前を思い起こさせる演出のいくつかを見ながらふと思ったりもした。それもこれもある意味充実した今があるから言えることなんだろうけどね。ノスタルジーに浸れるのは今があればこそ。

 

今回のツアーでそれぞれの披露曲に対して語れることは本当にたくさんあるけど、その中であの公演のこの曲は!というのが2つ。

1つは愛知公演初日の流れ弾。この時の流れ弾の「Wait a sec.!」の直前の音が止まる時間がいつもより長くてね。あれはなんだったんだろうね。未だにわからないけど、トラブルにしてはみんな冷静に対処していてすごかった。

個人的にはその日が誕生日だった保乃ちゃんに捧げられた数秒という説を採用したい。時間ってすごく豪華な誕生日プレゼントだと思うんですよね。その時間をいつ終わらせるも保乃ちゃん次第なので。これはいつか本人に聞いておきたいことではある。でも誕プレ説がロマンチックでいいじゃんね。知らんけど。

 

もう1つは福岡公演2日目の断絶。これはそもそも前日に送られてきた#honotalkが超アツかったんです。保乃ちゃんは節目節目で感情の籠ったメッセージをくれるんだけど、あれだけストレートにぶつけてきてくれたのはこれまで無かったかもってぐらい。日頃から本当に贔屓目抜きにしてもこんなにファン想いの子がいるんだろうかってぐらい超優しいんだけど、この日はストレートな気持ちがそれはそれはストレートに送られてきてかなり胸に響いたのをよく覚えてる。感謝しなきゃいけないのはこっちだよっていつも思っているんですが、そんなんお構いなしなんですよねあの人。もっとこっちに感謝させてほしい。させてくれ!


そんでメッセの最後に「明日は覚悟しておいてな!(関西弁イントネーション)(意訳)」って言われたんですよね。

そしてこの日の断絶ですよ。なんか伝わってくる気迫がこれまでのものと段違いでとんでもないものを見たなと。(オタクと答え合わせしたのでこれは勘違いとかじゃなくてマジだった。)

イントロがかかった瞬間のギアの上がり方がすごくて、これまでが赤い炎だとしたらその日の断絶は青い炎だったんです。伝わりますかこれ?振り乱れる髪の毛を一切気にせず一心不乱のパフォーマンス、ツアー通してもベストかもしれない。他の日がということもなくて、ただただこの日の断絶がすごすぎて感動的ですらあったを

そしてこれがその後の流れ弾にも続いていったんですよ。熱が周りにどんどんどんどん伝播していくさまを目撃してしまった感があった。この日の流れ弾はいつもより余計に迫真さがあって、特に2サビのみいちゃんと夏鈴ちゃんのセリフのところだよね。"ここでやらなきゃ次は自分が生贄になってしまうんだ!やるしかない!"っていう感情が漏れ出ててすごかった。

熱は周りに伝わるんだよね。保乃ちゃんが昨日(10/25)言ってたのはこういうことかって、しっかり届いているよって伝えたかったな。早く伝えたい。

 

そして最後の予想外はこんなにこのグループが大好きだったんだ、という自分自身に対して。不覚にもこれを自覚したのがドーム初日のアンコールというなんとも言えないあれではあるんだけど。

好きじゃなければツアーをこんなに追いかけなかっただろうし、何を今さらってのもあるにはあるんだけど、それでも逆説的にあの瞬間がっていうのは否めない。

声を大にして伝えたいけど、櫻坂46が大好きです。パフォーマンスの力強さもこうと決めたら一直線で不器用なところも、なにもかもが大好きだ。そして同じような想いを持った人たちがきっとたくさんいるんだろうなとドーム2日目で思った。Overtureが流れてからの拍手の大きさ、現地にいた人ならきっとわかってもらえると信じてるけど、あんなに大きな拍手の音は聞いたことなかった。みんな伝えたかったんだよね。あなたたちのことが、あなたたちだからこそ、今の櫻坂46が好きになんだよってさ。いつも支えてくれて、光になってくれてありがとうって大声で叫びたい。

そしていつかまた、今度は櫻坂として後ろ髪引かれることなくあのステージに立つことができた日には桜色の景色を見せてあげたい。個人的にはあの曲を今度こそ晴れやかにパフォーマンスするところを見たいというのはあるけど、MCで保乃ちゃんとかいのりとかが言っていたようにあの日こそがスタートで、また帰ってくる日を楽しみに待ちたい。

 

さていつもの感謝を伝えるイベントが今日からのBuddies感謝祭になるのかな。一応感謝される側らしいけど、そうはいかないよ(?)。というかこんなにツアーの感想を書くのが遅くなったのも予想外だったかもしれない()もうツアーから1ヶ月が経ってしまったなんて…

 

感謝祭もそれ以外でもだけどさ、あなたたちは自分らが思っている以上に愛されてるんだよってことが伝わったらいいな。まだまだたくさんあなたたちのことを知りたいし、もっともっと飛躍していく様を見ていたいし、これ以上ないぐらいたっくさんの笑顔が咲き誇ってほしい。今年は心残りがある年だったかもしれないけど、全てを乗り越えて最後に笑って終われる3年目になってほしいと心から願っています。

お誕生日おめでとう!いつもありがとう!大好きだよ!