小林由依卒業コンサート2日目

 

チケトレゴールドの名にかけてチケット用意される気満々だった2日目。結果、見事落選。ゴールド会員って、なに?
とまあ2日目も配信で見届け。東京にはいたのでオタクと一緒に見てたけど、楽しかったのでそれはそれで全然ありなんだよなとなるなど。
それでは。

 

M1. ジャマイカビール

今日が見納めかもしれないと思うととても惜しい。3人ユニットで1人欠けると逆に難しくない?なんらかの節目ではやるだろうけどね。
ユニット曲から始められるのが小林由依卒コンだなって感じがしてた。おしゃれな開幕。

 

M2. 摩擦係数

今日の保乃ちゃんのビジュアルやばくない!?って騒いでた。や、いつも良い意味でヤバいけど今日は特にっていうやつも毎回言ってる気がするけどそれはそれとしてね。
この2日間で改めて実感したけど、田村保乃ちゃんと藤吉夏鈴ちゃんの声の相性が良すぎる。ポジションの関係であんまり同じ歌割りになることないから摩擦ぐらい?なのかな。すごく好きな声同士で良い。
森田ひかるちゃんと山﨑天ちゃんに改めてお伝えしたいのは髪くるくるさせるのは刺さるからやめなさいよねってこと。

 

M3. 断絶

1日目よそ見してたのか2日目の配信見てて6回ノックしてるんだ〜!って気付いた(アホ)。
保乃ちゃんのダンスは動きがダイナミックかつメリハリがついててとても好きなんです。1サビでみんな挑発的な表情してるのが良くて、それは"選ばれた側"であることの矜持を感じるからなんですけどね。今日も小林由依ちゃんと守屋麗奈ちゃんの恋人繋ぎは成功してました。久々に言われるとそこばかり意識して見てしまう。

断絶ウィンクはすっかりサマになってたし、最後の表情の美しさと言ったら、泣きそうだった。あんなにキメられるんだねえ……白旗です。
それで保乃ちゃんのウインクがだいぶ減ったな(というか最後だけ?)と思ったら今度は山﨑天さんがちょいちょいウインクしてきててかわいかったです(小並感)

流れ弾もそうだと思うんですけど、しっかり曲を自分のものにするというのが田村保乃ちゃんの好きなところのひとつです。

 

M4. 五月雨よ

山﨑天さんの歌い出し気合い入ってました。
この曲はとても人間らしい曲だと常々思っていて、一歩踏み出す勇気は持ちえないけど、変わりたい気持ちだけはある。そんな人に対してでさえ、慈愛を持って寄り添ってくれる。とことん現実に愛を持って寄り添ってくれるのがこのグループ。
五月雨よは過小評価されてるというか、もっと評価されていいなと思う。

 

M5. 最終の地下鉄に乗って

ロッコ曲じゃないの本当に助かりますありがたい。この曲の保乃ちゃんとか松田里奈ちゃんの疲れが滲んでる表情が一番刺さる。本当に終電に乗ってるみたいなので(どういうこと)。この曲が割と櫻坂さんらしいなと思うのはメンバーそれぞれの解釈でパフォーマンスしているところ。無理に表現を合わせない。人が抱える苦悩は十人十色、苦しみは画一的なものではないじゃないですか。そういう表現の仕方に変えたところがめっちゃ良いなと思っている。

 

M6. 僕たちのLa vie en rose

振りがコミカルなのに、頭使う振りなの絶対疲れると思う。サビの終わりで手をぎゅっと握って引く瞬間が好きだけどこれ伝わる?伝わってね。
落ちサビ前で立ったままの人たちとスライディング組の人たちの分かれ方めちゃわかる。
今日も今日とてこの曲はスーパーキュートコメディエンヌ田村保乃ちゃんが良かった。保乃ちゃんの笑顔は最強です。

 

M7. 危なっかしい計画

ずるじゃん!!!!!!!!!って思わず叫んだ。狂犬小林由依もラストです。いや正味最後に現地で見たかったよね。あの懐かしい煽りにちょっとだけタイムスリップしたような気持ち。それでなくてもどこか懐かしく甘酸っぱい香りがする曲なのに。この曲をこの曲たらしめていたゆいぽんに盛大な拍手を。

これはごくごく個人的な想いですけど、ドローンくんも計画先輩に比肩する領域まで連れていきたい。ドローン→計画でそうだよなあとおもってしまう悔しさは確かにあったよ。いやまあ計画は見たかったし、どこと代えるかならここだなと理解はしてるけどそれでもさ、ね。

 

M8. Anthem time

"好きって気持ちがあれば大丈夫"このナレーションが刺さりすぎる。めちゃくちゃ泣けるよ。自分ごとじゃないのに泣ける。現実にぶつかって先輩からこんな言葉もらったら泣く。
自分が乃木坂46に憧れたみたいに誰かの憧れにと話していた音声が聞こえていたけど、あなたに憧れた後輩がグループセンターを務め、あなたのことを大好きな後輩が入ってきてこの目標が叶ってて心がじんわりあたたかくなっていく。
僕に全てを見届けさせてよの歌詞が刺さりすぎて困った。卒コンで聴くこの歌詞よ。

 

M9. Buddies

昨日よりだいぶ早い、というか昨日はアンコールだったよね。この位置で来てびっくりした。
いのたむハート失敗しててかわちかった。2人とも笑顔が眩しくて屋内なのに太陽が昇っていた。
1日目が終わって一部で大騒ぎになってた"乾杯シーン"見たかったんだけど、どうにかなりませんか?なりません?了解__

 

M10. 偶然の答え

女優のお仕事が増えてからというもの、藤吉さんの表情の繊細さが増してる気がして、それを如実に感じるのがこの曲。グラデーションの彩度がまた一段と細かくなった、そんなイメージ。というかこの作品がもしかしてスタート地点としていずれ語られるようになるかもしれないね。知らんけど。

M11. 桜月

1人歩く花道ってどんな気持ちなのだろう。アイドル人生のラスト1ページで歩く花道をどんな思いで歩んだのだろう。聞く術がないのが惜しい。

「愛とは身勝手なボール 投げれば自分だけ楽になる そんなことできない。」
だから静かに、しかしありったけの想いをパフォーマンスに込めてた今日の守屋麗奈ちゃん。

満開の桜を夢見たいつかの花は、その夢を叶えるかのように咲き誇り綺麗に去っていくのだと、最後の最後まで記憶に鮮烈に残るパフォーマンスでした。

桜月とか後のスタオバですごく感じた部分になるけど、様々な理由で今ステージにいない人たちをうまく隠すようなポジション調整だったりステージ構成にしていたと思う。小林さんが目立つ構成にすることでそちらを覆い隠す、そんなイメージ。

 

M11. Nobody's fault

気合いに満ちている森田ひかるちゃん。麗奈ちゃんがみぃちゃんポジに入ってるの良かったな。非常に存在感があった。ラスサビ手前のジャンプも難しいらしいことをこの前のvenueで知ったし、結構高さを出して跳んでるのも偉かった。
この曲で微笑むを浮かべてるひかるちゃんずっるいんだわ。

 

M12. BAN

ひかるちゃんがとにかくワクワクしてる。曲始まりだったり間奏だったりで見逃してしまうほどのわずかな時間だけど、青い炎が燃え上がっていたのを見た。赤い炎より青い炎の方が温度が高いですからね。

BANで渡邉理佐ちゃんポジに入るのが武元唯衣ちゃんで、ノバフォだと井上梨名ちゃんが理佐ちゃんポジに入ってるのが個人的に大好き。
あとあと保乃ちゃんのクールビューティーと沼ちゃんの熱さの対比も良かった。そしてこの曲の小林さんはずっと狂犬だった。鎖を引きらんとする狂犬。

 

M13. 承認欲求

ゆいぽんプレゼンツ森田センター三部作キャンペーンで昨日に引き続き踊り狂う森田ひかるちゃん。次見たときにどんな感じなんだろうという方が気になるかもしれない。

ひとつずつ近づくラストダンス、小林由依さんはどの曲においても担ってる役割があまりに重要でこの人がいなくなるのが考えられなくなってくる。承認欲求のラップパートの由依ちゃんが抜けたところは誰なんだろうとか超気になるよね。本当になんでもできる人、versatileな才能を存分に見せつけてくれてた2日間。

 

M14. Start over!

まだまだステージは続くよ。今日はBuddiesの足を引きちぎるつもりだったらしい村井優ちゃん。こわいからやめてね。

今日のスタオバは夏鈴ちゃんがわかりやすく乗ってて、リミット外してた。外れてたではなく外してた。ここはポイント。
2サビから展開される2人の世界は夏鈴ちゃんの空回るぐらいのドデカ感情がゆいぽんにぶつけられててちょっと泣きそうになった。自分の感情を揺さぶってくれる人とのラストダンスに込めた想いとそれを慈しむかのような眼差しで受け止める人と。あまりこの表現も好きではないけどさすがに映画だった。
それこそスタオバも今後披露するときどうするんだろうね。そこは櫻坂さんの腕の見せ所かもしれないけど。単純に人を入れて補うでは違うように思う。

 

M15. 隙間風よ

みんな涙が止まらなくて、見ててこちらまでもらってしまった。またいい曲なのよね、隙間風よが。歌詞もこれまでのことを宛てて書いたのかなと思うぐらいで。

今日イチですごいところがあって、2サビの「当たり前がわからなくなってく」の部分。ここで由依ちゃんが手を震えさせてて、というのはMVでも出てくるんだけど、そのときその場での感情を乗っけてくる手の震え方をさせてて、声にならない声が上がってしまった。すごかったなあ。良いものを見てしまったと同時にこれから見ることができない惜しさも湧き上がる。卒コンってつらいな。

 

EN1. 君がサヨナラ言えたって

実質のラストステージ。これはただのわがままでしかないのですが、このステージを見せられると、やっぱりこれからも板の上に立つ姿を見たいと思わされる。いてほしいというかいるべきだ、ぐらいのお気持ち。お気持ち表明でしかないんだけどさ。
これが小林由依なんだよ!って誇りたくなるパフォーマンス。このグループにいてくれて良かった。ありがとう。

 

EN2.タイムマシーンでYeah!

うろ覚えなんだけど、次はあの曲を歌いたいと思いますかなんか言ってて、わからないよ!ってみんな総ツッコミしてた記憶。ウケた。

小池美波ちゃんが最後にいてくれたことが本当に良かった。あなたが最後にゆいぽんと一緒に歌うことができてよかったんだよ。ありがとね。

 

EN3.櫻坂の詩

初日の感想にも書いたけど、グループの歴史が繋がっていくほどにこの曲に対する気持ちが変わっていくんだろうと思う。ストーリーとともに成長していく曲。
この曲に関しては卒業生のポジションを空けたままにしてて、それがこの曲らしさもあって好きだった。もともと全員曲だからというのもあったんだろうけどね。もうそんなことしてたらステージに入りきらないかもしれないし、そうはならなくなっていくかと思うと少し惜しい気持ちはある。

 

終わりに

本当の本当に終わってしまった。もうグループから去ってしまった、という実感が湧かない。毎度のことながらサヨナラに強くなれる気はしないですよ。ただのオタクなのにね。

アンコール明けのMCで保乃ちゃんが"同じ感情を共有できたことが嬉しかった"というようなことを話していたけど、それができるようになった環境になったのは良かった。
するべき経験を得られず、いらない苦労をしていたと思ってるけど、結果的に立ち上げていく経験をできたのは大きかったのかもしれない。あくまで結果的に、だけどね。

ずっとその背中で、グループ護るために戦い続けてくれたことは忘れないです。後輩たちがこれからも超えていくために奮闘する姿を一緒に見ていられたらうれしいです。

8年半、本当の本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

 

See you again!!